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晴れた日は布団に入って

漫画を読むか寝るかしています。睡眠の感想は書けないので漫画の感想とかを書きます。

グラゼニ

グラゼニ (1)

グラゼニ (1)

モーニング連載。

グラウンドには銭が埋まっている(帯より)


入団8年目で年俸1800万円のプロ野球選手、凡田夏之助。

彼が対戦する選手のデータで最も気にする部分はズバリ年俸

高卒ドラフト最下位でプロ野球の世界に飛び込んだ彼は、現役の身で既に引退後の生活について考えることをやめない。

たとえ打席に立った選手が年俸700万の崖っぷち選手だとしても、自分の評価のためには手加減を許さない。

少しでも長く現役を続け、少しでも多くの給料を得るための野球を彼はしているのだ。

「楽しませる野球」ではなく、「仕事としての野球」を描く。



この漫画の面白さはもちろん「仕事としての野球とはどういうものか」を極端ながらもリアルに表していることだろう。

現役引退後も野球で食べていける道はプロ野球選手になるということよりも難しいと語り、その「仕事」にストイックな姿勢になって対戦相手の一打席一打席に一喜一憂する夏之助の姿に、プロ野球選手の現実を見るような気もする。

野球部分ではなく、野球選手の「生活」を垣間見ることができる一冊。

面白い。