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晴れた日は布団に入って

漫画を読むか寝るかしています。睡眠の感想は書けないので漫画の感想とかを書きます。

りびんぐゲーム

漫画

ビッグコミックスピリッツ掲載。全10巻。
作者は現在コミックリュウで「ちゃんと描いてますからっ!」、ビッグコミックスペリオールで「光速シスター」を連載中の星里もちる先生です。


平成の初頭に暮らすとあるサラリーマン、不破雷蔵(ふわらいぞう)は狭いアパート生活に嫌気が差し、ついに広い部屋へと引っ越しをする。
それと同時に雷蔵の勤める会社も地上げのために立ち退きを宣告され、移転の運びとなった。
しかし、会社の移転先のビルはなんと欠陥建築だったのである。
会社は仕方なく雷蔵の部屋を仮の移転先とし、結局雷蔵は今までと変わらない不自由な生活を余儀なくされる。

そんな中、会社に氷山一角(ひやまいずみ)という15歳の女の子が入社する。
彼女は社長の友人の娘であり、島根から上京してきたものの住む場所がなく、雷蔵は渋々ながらも「いずみちゃん」との同居生活を送ることになる。

(おそらく)漫画初のバブル期住宅事情ラブコメです。



この漫画の注目点は、東京での生活に四苦八苦するいずみちゃんと住まい探しに奮闘する雷蔵の、人間として成長していく姿です。

ブコメとしても完成度が高く、いずみちゃんと雷蔵を中心とする三角関係に、読んでいて引きこまれていくような感覚を覚えました。嫉妬とも言います。

また、住宅事情が連載時期(バブル時代最後期)のものなので、なかなかに時代を感じさせるストーリー背景にも注目です。10巻というちょうどいい数字で完結しているので、一気に読めるのではないかと。

連載が終わってから17年以上が経過しましたが、何度読んでも色褪せない作品です。是非一読を!