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晴れた日は布団に入って

漫画を読むか寝るかしています。睡眠の感想は書けないので漫画の感想とかを書きます。

「彼氏」「彼女」の意義について 『グランメゾンむらさきばし』

南Q太先生の新作『グランメゾンむらさきばし』の2巻を読んだ。

 

主人公(?)の青亀が山吹さんに好意を伝えるわけなんだけど、それをあっさり断った後の山吹さんが言った「恋愛時って平常心でいられないじゃないですか」「そういうのしんどいんです 嫌なんです」という言葉になんだか考えさせられた。

肩書きの付いた恋愛は重い。

僕は男性なので男性目線の話をすると、例えば好きな女性がいたとして「あの子を自分の彼女にしたい」と思うんだけど、仮にそうなった後のビジョンがまるでない。その女の子と遊びに行くとか食事をするとか、あるいはセックスをするということすらもすべてその女の子が自分の彼女である必要がないからだ。(別に自分の話じゃなくて物理的な話です)

両思いはむずかしい。それが秘められた恋なら何も恐れることはないのだけれど、一度彼氏彼女という口頭契約を結んでしまったらそれはたちまち自らを締め付ける鉄の鎖やいつの間にか切れてしまう細い糸のようになってしまう。彼氏彼女という括りに何の意味があるのか。今まで適当な時に取っていた連絡の頻度を考えないといけない、定期的に顔を合わせないといけない、何かしらの方法で関係を確認し続けなければいけない恋愛契約は体に悪い。

しかも『グランメゾンむらさきばし』2巻の終盤で山吹さんは青亀の旧友・赤星に小さな好意を抱く。これは赤星が山吹さんの死んだ旦那に雰囲気が似ているということからくるものとして描かれているんだけど、これもまた女性の心の変りやすさをうまいこと表現できていると思う。確かに山吹さんは青亀に「誰ともおつきあいするつもりないです」って言ったはずなんだけれど。

友達以上恋人未満の関係というのはファンタジックだけど、裏返せば越えられない壁に阻まれているっていう歯がゆい状況だよなあみたいなことを考えつつ、あまり思い出したくない自分の経験をちょっとだけ思い出していた。彼女が欲しい心理っていうのは、まあぶっちゃけ所有欲の発露ってことなんだろうけど。

グランメゾンむらさきばし (2) (まんがタイムコミックス)

グランメゾンむらさきばし (2) (まんがタイムコミックス)


新感覚不登校系日常SF 『中2の男子と第6感』

今月6日に発売された福満しげゆきの新刊『中2の男子と第6感』がめちゃくちゃおもしろい。

いじめで不登校になった主人公の中学二年生が自分の脳内に住む「師匠」と共に学校に復帰するためにいろんな「修行」をするという話なんだけど、話が進むにつれてその「師匠」がどうやら実際に存在する女子高生が生み出した別の人格であるらしいことがわかってSFチックなストーリーになったところで1巻が終わる。

もっとわかりやすく説明する方法を持たないので、もっとちゃんとしたストーリーは「いいから読め」ということでしか伝えられないのが残念。いや悪いのは俺なんだけど

ストーリーの面白さもさることながら、福満漫画といったらものすごいスタイルの女の子が魅力ですよね。今回も意味わからんくらい長くてエロい足と安心感のあるウルトラおっぱいは健在。今回はヒロインが眼鏡だけど気が強いという俺のストライクゾーンをズバズバ突いてくるキャラクターなのが耐えられない。

 

もう全然何を言いたいのかわからない上に2巻の発売もだいぶ先っぽいのでゆっくり待ちます。

 

中2の男子と第6感(1) (ヤンマガKCスペシャル)
 

僕達はどうしてゲームセンターに通うのだろうか。『FLIP-FLAP』

3月17日に、2008年に発売されたとよ田みのる先生の名作『FLIP-FLAP』が自費出版という形でKindleからリリースされた。

主人公が高校の卒業式の日に片思いをしていた女の子に告白すると、「あるピンボール台のハイスコアを塗り替えることができたら付き合うことを認める」という返事が返ってくる。そうして主人公は本来の目的とは別にピンボールの魅力に引きずり込まれ、そしてゲームセンターという場所が持つ磁力に吸い寄せられていく……というあらすじは、改めて説明することでもないだろう(読んだことない音ゲーマーは読みましょう)。

確か高2の頃だったかな、初めてこの漫画を読んだ時の衝撃は当時ほとんど毎日ゲーセンに通ってIIDXをプレーしていた自分にとってはあまりにも大きすぎて、文字通り「魂が震えた」と表現して良いものだった。ゲームは違えどスコアを伸ばすため、上達するために毎日繰り返しゲーセンに足を運んで(それこそ雨の日も風の日も)筐体と格闘し続けていた日々は本当に楽しくて、それはゲーセンに通い始めて10年ほど経った今でも変わっていない。

いや、正確には変わってしまった。不況やコンシューマーゲームの台頭によって、この『FLIP-FLAP』に登場するような良く言えばアットホームな、悪く言えば常連ばっかりのゲームセンターはひとつ、またひとつと確実に減り続けている。自分が中学・高校時代のほぼ全てを費やしてきたゲーセンも、ちょうど3年前に急に潰れてしまった。告知もなく、あまりにも急な閉店だったために涙も出なければ寂しさを感じる隙すら与えられなかったように思う。

小さなゲームセンターは確かに減っているけれど、それでもアーケードゲーマーはみんな新しい住処を求めるように別々のゲーセンに散っていく。彼ら(自分も含め)にとってゲームセンターは戦いの場であるとともに、憩いの場でもあるのだ。この場所の居心地の良さを知った僕達はきっと知らず知らずに帰巣本能を身に付けてしまっているのかもしれない。

 

自分は今までゲーセンでは音ゲーばっかりやってたけれど、最近はcojやらwlwに手を出している。カードゲームがやりたければカードショップに行けばいい、 MOBA系ゲームがやりたければPCを起動すればいいはずなのに、どうして僕達はゲームセンターに居場所を求めるのだろう。

たぶんその答えはきっと「ゲーセンが好きだから」の一言に尽きると思う。『FLIP-FLAP』は、いつ読んでもそのことを思い出させてくれるアルバムのような漫画だろう。

そんなことを考えた。

 

 

FLIP-FLAP (アフタヌーンKC)

FLIP-FLAP (アフタヌーンKC)

 
FLIP-FLAP
 

 

ついでに最近出たので。

ピコピコ少年SUPER

ピコピコ少年SUPER

 

 

別コロの復権か、あるいは新しい方向性か 『ももいろ討鬼伝モモタロウくん』

10年前のコロコロ読者なら馴染み深いであろう『ロックマンエグゼ』の鷹岬諒が別冊コロコロの2013年12月号から連載している『ももいろ討鬼伝モモタロウくん』がものすごい漫画だ。

10年前の別冊コロコロといえばランポだの電撃ピカチュウだの(調べたら15年以上前だった)、本誌じゃまずやらないような挑戦的な作品が多かったように記憶しているのだけど、『モモタロウくん』もその系譜を継いでいて、まったく子供向けには描かれていない「エッチな」ネタでガツンガツン殴ってくるような作品だといえる。

 

この漫画の何がすごいか。まずキャラクター(のおっぱい)がすごい。主人公のモモタロウ一人に対して鬼の魔美、モモタロウの里から追いかけてきた「姉のような存在」のレモン、そして鬼の暗殺部隊のざくろ。ロックマンの頃に既に見られた鷹岬先生の本領を存分に発揮していると言って差し支えない。尻をこちらに向けていたり限りなく露出度の高い服を着ていたり服が溶けたり触手が出たり、クソオタクにはたまらないシチュエーションでページの8割が埋め尽くされている。菊之助っぽさもある。

肝心のストーリーはどうかというと、明確な目的(鬼退治)はあれど、毎回一話完結でまとまっているのでサクサク読める。ぶっちゃけプリキュアと同じような進行なんだけど、ただひたすらエロいのがとても良い。頭を空っぽにして読める。

モモタロウが敵を倒すための必殺技を出すには「きびだんご」からパワーを引き出さないといけないんだけど、そのきびだんごを誤って魔美が食べてしまったためにモモタロウは魔美の腹(丹田)に手を当ててエネルギーを溜める必要がある、という設定がかなり大きなポイントになっていて、そのおかげで毎回魔美のパンモロが見える。魔美はスカートをたくしあげてモモタロウに「使ってー!!」って言うシーンがあるんだけど、いいのかこれ。

 

何が言いたいんだかわからない支離滅裂な文になったけど、子供向け漫画らしくわかりやすいストーリーとあらゆる衣装とポーズで女の子の痴態を見せつけてくるこの漫画は(ダメな方に)成長した10年前のコロコロ読者にとっては必読の一冊だろう。たぶん。

しかし絵がうまくなったなあ……え!?51歳!?!?

 

 

ランポ 1―The hypersonic boy (てんとう虫コミックススペシャル)

ランポ 1―The hypersonic boy (てんとう虫コミックススペシャル)

 

 

(このブログはひとつの漫画から話を広げていろんな漫画を紹介するブログです。たぶん。)

モーニング7号感想

週明けてから更新するのなんなの。レポートが終わったので俺の勝ち。オチのない感想。

 

サ道(新連載)

読み切り面白かったんだけどまたフィンランドサガ始まるのかよ!って思った。いいんだけど。

 

グラゼニ

最近はパンチがない気がする。オフだし仕方ないのかな。

 

カバチ

仕事できるクズが一番苦手。

 

黒博物館

「今最も勢いの作品!」を文字通りの意味で体現している。超面白い。最高。フローの曲線がおっぱい含めて最高。そこかよ。

 

セケン

相も変わらずいるだけで嬉しい漫画!感想は特にない

 

バトルスタディーズ

しかし絵が上手いなあ。インタビューまだやってたんかい。

 

コウノドリ

最近なんだか注目されてる気がする。次号はシリーズラストということで楽しみ。

 

インベスター

えらいこっちゃ。

 

コンプレックスエイジ

例の凪の大ゴマが最高だったというのは言うまでもなく万人の感想だと思う。30秒くらい見てたもん。話は胸糞悪い(褒めてる)。次号はふわっとした感じになるのかしら。

 

江戸の告白

地味に楽しみにしてる。ちょうど学校の授業で似たような話を聞いた。

 

ハルロック

そういえば犬神の頃に比べると相当画力が上がっている(気がする)。そして相変わらず面白い。

 

リヴィングストン

理由は言わずもがなお母さん最高。隔週で読みたいんだけどな―……

 

復活特別編!高校の頃を思い出す。

 

スイーツ本部長

誌面に来たか―。なんか料理も内容も中途半端な漫画なんだよなあ。オレンジケーキは好き。

 

泣き虫とうさん(ちば賞大賞)

「うおおおすげーーおもしれーーーー!!」って言った。田舎出身者としてこういうのに弱い(もう10年経つけど)。描いてるのが48歳主婦ってことに驚きを隠せない。人生わからんなあ。連載決まったらぜひ応援したい。

雑誌を買う。

年明けてそろそろ3週間が経とうとしてるんだけど、「今年はもっと読む」を目標にしたのでもっと読むにはどうすりゃいいんだって考えたらやっぱり雑誌を読めばいいんだなってことに気がついたのでひとまずいっぱい買うことにした。研究にもなるし。

ということで備忘録的に買う雑誌メモ貼っておきます。

 

スピリッツ       月曜 350円

モーニング       木曜 340円

チャンピオン   木曜 250円
ヤンガン          第1・3金曜 330円
フラッパー       毎月5日 540円
フィーヤン       毎月8日 500円
ゲッサン          毎月10日 550円
モーツー          毎月22日 440円
アフタ             毎月25日 700円
月スピ             毎月27日 650円
アワーズ          毎月30日 600円
 
ほんとはウルジャンとかリュウとかも読みたいんだけど、メインストリームを抑える感じになってる。でもまあ3月に出るヒバナ買うし。うん。

モーニング6号感想

あけましておめでとうございます。年末は忙しかったです。今年はもっと頑張ります。

 

バトルスタディーズ(新連載)

PL野球部出身の漫画家がどれほどあそこの闇を明かすのか気になるところ。

最終ページでいきなり突っ込んでて来週が楽しみ。

その後の対談がハラハラした。

 

ギャングース

面白いんだけど女の子がかわいくない……いいんだけども!

 

Telephone

今までで一番いい話だった気がする。こういうのを求めてたんだよ!

 

黒博物館

連載始まってから一切衰えることのないバトル(?)シーン!カッコ良すぎる!

173ページのフローの目が最高だった。

 

シマコー

いいオチだった。

 

甲組の徹(REGALO)

帰ってきた!というかそろそろ連載するのかな。

 

コンプレックスエイジ

いきなり迎える修羅場!来週が待ちきれん。

 

レジスタ

終わってしまった……といってもこれ以上レジの話書くのって難しいよなあ。

だんだん好きになっていったいい漫画だった。

 

ハルロック

内容が面白い上に笑わせるところで笑わせてくるのが本当に上手い!モーニングで今一番面白い漫画の一つだと思う。